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May 29, 2005

高域補正付きLPF まとめ

この記事は随時アップデートする可能性があるのでご留意を。

アパチャー補正実験回路としてメモしてきた記事のまとめです。
あまりに雑多に書いてきたので自分でも収集つかなくなて…(苦笑

■きっかけ
TDA1541A球ばっふぁDACで細かい音の再現性を維持したままのLPFが欲しかった。
NOSDACであるがゆえの15-20kHz辺りの音量低減を補正してみることにトライ。
の2本立て。
※TDA1541A球ばっふぁじゃなくても似た様な回路なら流用できるはず。

■とりあえず
・あまり無茶な回路にはしない。使う部品はL,C,R。
・コイルは理想的なモノの入手が困難なので可能な限り低インダクタンスのものを選択。
・適当にアイデア絞って、あとはPSPICEで練って回路構成を決めて実験。

■考えた回路(回路2、4は特性を合わせて少し変更しています)
上から回路1、回路2、回路3、回路4
20050529_lpf
・回路2はもう少しインピーダンスをあげてもいいかも。
・インピーダンスを変更する場合、大体の値は以下の比率計算で探せるはず
  L(new)=L(orig)*比率、R(new)=R(orig)*比率、 C(new)=C(orig)/比率
 ※Lは大きく、Cは小さくすればインピーダンスは高くできる。
・原則LPFを兼ねる。…が、回路2だけはLPFとして不適切で1MHzあたりから減衰率はゼロに近くなっていく。

■結果
自分が採用したのは回路3の構成。理由は以下の通り。
・全ての回路を試してみて一番細かい音が表現できていると感じたことが理由としては一番大きい。
・LPFとして減衰しはじめる周波数は高めだが、その後の減衰率が一番良いこと(2200pf一発構成と似た感じ)
・実装するときにコイルが1つで済むのでコンパクトに収められること
・コンデンサが0.01uFとオーディオグレードで選択肢が増えること

■V(db)のシュミレーション結果
30kHzのところで上から順番に回路3、回路4、回路1、2200pf、回路2。

20050529_all_db_120050529_all_db_2


■V(phase)位相のシュミレーション結果
30kHzのところで上から順番に回路1、回路4、回路3、2200pf、回路2

20050529_all_phase_220050529_all_phase_1


■フィルタ部分(→GND)を通る電流シュミレーション結果
このシュミレーションは信号源が1Vacのときでオフセットの考慮は無し。
30kHzのところで上から順番に回路2、回路4、回路3、2200pf、回路1
回路2はもう少しインピーダンスを上げた方がいいだろうなぁ…。

20050529_all_input_120050529_all_input_2


■各回路ごとの記事

・回路1関係の記事
TDA1541A球ばっふぁ 簡易Equalizer回路 (没資料)
TDA1541A球ばっふぁ 簡易Equalizer回路の測定 (没資料)
アパチャー補正実験回路 見直し
アパチャー補正実験回路 その後・・・

・回路2関係の記事
アパチャー補正実験回路2

・回路3関係の記事
アパチャー実験回路3
アパチャー実験回路3 その後・・・
アパチャー補正実験回路3改
回路3改 実装
LPF実装後 ますます艶っぽく。。

・回路4関係の記事
アパチャー補正実験回路4?
アパチャー補正実験回路4 試し聴き
アパチャー補正実験回路4 その後…

・参考:手巻きコイル計算
FT-50-#77の巻き数計算
TDA1543 球ばっふぁ 03

■RightMark測定
TDA1541A球ばっふぁ RightMark測定

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